あの日から10年が経ちました。私は「もう10年なんだ…」って思いましたね。
10年前。当時私は小学生でした。
体調を少し崩していたので、学校をお休みしていて、遊びに来た叔母と母と自宅にいたのですが、たぶん学校は下校時間とかだったのかな?と思います。
あの感じたことのない衝撃は今も忘れられません。
即座に家族に電話しました。
私が住んでいるところは海に面していなくて、県内でも真ん中のほうだったというのもあって、食器が割れたりとか停電はしましたが影響はあまりありませんでした。
でも、テレビが急遽生放送に変わり、その放送に映されている映像はどれも恐怖しかなかったです。
そして、頻繁に鳴る緊急地震速報。訪れる余震。
”何が起こっているかわからない”私は、眠れませんでした。
先月、大きな地震がありましたよね。
震災の余震だといわれています。
久しぶりに感じた怖いという感情は、あの日のことをよみがえらせました。
それと同時に、時が経つにつれて油断をしている自分に気付きました。
幸いなことに次の日は何もありませんでしたが、すぐに逃げれるようにスニーカーを買ったりとか、いざというときのためにリュックに服を入れたりだとか、「避難」の用意をしました。
今まさに、テレビには当時の映像やインタビューが映されています。
10年も経っているのに、知らない情報ばかりで、初めて見るものばかりでした。
毎年毎年、“こんなこと起きてたんだ…”って思うんです。
ひたすら怖かった10代の私と10年が経ち20代になった私。
同じ自分でも感じ方や見方が変わったので、あの頃より身内や友人、支えてくださった方を「当たり前と思わず大切にしていこう」と改めて思うきっかけになりました。
確かに今は安心かもしれません。
日々コロナの情報でいっぱいです。
でも、“もしも”を考えましょう!