てんかんで痙攣発作起こした時の対応(周りの人編)

 ども!なーたんです✋

 

今日は久しぶりに、てんかん関連の記事を書こうと思います。

 

今回は、てんかん患者さんがけいれん発作を起こしてしまった時の対応です。

 

外出先などでもしかしたらそういった場面に合うかもしれません。

100人に1人、突然なってしまう病気なので意外と身近にいるかもしれません。

なので私の実体験も交えて、説明したいと思います😉

 

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①助けを呼ぶ

 

相手が大人でも子供でも、対応は1人では難しいと思います。

 

助けを呼んで、周りの人の手を借りた方が、この先に紹介する対応がスムーズに、効率よく出来ると思います。

 

無理をせず、まずは助けを呼びましょう。

 

 

 

 

 

②安全な場所に寝かせる

 

これは基本の基本です。

痙攣を起こしてるてんかん患者さんは、思うように体を動かせません。

そして意識もありません。

「意識が戻って目を覚ましたら、いつの間にかケガをしていた」なんてこともあります。

私も、前の職場でけいれん発作を起こしたときに、ケガをしていました。

上唇の一部が腫れていたり(切れてはいませんでした)、その時は気づかなかったのですが、翌日にあざが出来てるのを見て初めて気づきました。

発作を起こした日は、タイツを履いていたし、中腰の状態だったので大きなけがに繋がらなかったんだと思います。

ですが、もし高いところに上っていたら…。ラックを持っていたら…。直立で立っていたら…。

もしかしたらラ下敷きになったり、落下したりと大けがを負っていたかもしれません。

 

なので、その状況をしっかりと確認できるのは周りの方だけなので、危ないものはよけて、安全なところ(広い場所など)に寝かせてください。

 

この時なのですが!

もし寝かせる場所が硬い床だった場合は、頭にタオルなどを敷いてあげてください。

そのほうが、痙攣してる時にてんかん患者さんの頭を守れると思います。

 

で、痙攣してる時は押さえつけたり、大声で患者さん呼びかけたりせずに様子を見てください。

 

 

 

 

 

 

③時間をはかる

 

痙攣時間をはかってください。

 

だいたいは2~3分ほどで落ち着いてくると思うのですが、5分などと長時間だと命の危機があるかもしれません。

 

あと、なによりも救急隊の方が助かると思います。

 

もし救急車を呼ぶために電話したら、状況説明しますよね?

その時にもし、「どのくらい痙攣していましたか?」という風に聞かれると思います。

聞かれたときにスッと答えられると、状況を判断し、それに応じてくれたり、指示をくれると思います。

 

腕時計があったら腕時計。

無かったら、スマホに入ってるタイマーなど。

なんでもいいので、はかってください。

 

 

 

 

 

 

 

④救急車を呼ぶ

 

1人が時間をはかってる間、周りの人に救急車を呼んでもらいましょう。

なるべくパニックになっていない、冷静な判断が出来そうな方に任せたほうがいいと思います。

 

電話越しでのやり取りなのでパニック状態だと、上手く伝わらなかったり、説明に時間がかかったりとお互いに困ってしまうからです。

説明した側(救急車を呼んだ人)と聞いた側(救急隊)の間で、話が食い違ってしまうかもしれません。

 

そして、救急隊の方に聞かれたことに対して、「意識は?」「時間は?」などとてんかん患者さんに対応してる人に落ち着いて伝言できると思います。

 

痙攣してる本人に詳しいこと聞かれても、痙攣時は意識も記憶もないので、説明できません。

発作を起こす前後のことしか説明できません。

「○○してて……気づいたら救急車が来てました。」としか言えないのです。

 

職場で発作を起こしたときは、腕時計をしておらず病院で先生に「どのくらいの長さだった?」「感覚的でもいいよ」と聞かれても、“うーーん…”としか言えませんでした。

 

発作起こす前と店内の風景が変わっていなかったし、お客様が気づいてなかったというのもあって、“そこまで長くなかったと思うんですけど…”と話しました。

自分では数十秒でも2分ぐらい経っていたり、ってこともあるので、目撃者のお話は大切なんです。

 

 

 

 

 

⑤落ち着いてきたら横向きにする

 

これはとても大切です。

 

なんの意味があるかというと、てんかん患者さんの窒息を防ぐんです。

痙攣してる時は呼吸が上手く出来てないんです

私も痙攣が落ち着いてきたら、よく過呼吸のようになります。

なので深呼吸をするようにしているんです。

 

で、中には泡を吹いてしまう方や気持ち悪くなって嘔吐してしまう方もいるんです。(患者さん全員が全員ではありません。)

その時に仰向けにしてると、吐き出すことが出来ずにのどに詰まってしまいます。

そして窒息してしまう。

 

それを防ぐために横向きにさせるんです。

 

これはかなり重要だと思います。

 

 

 

 

 

 

⑥救急車が来るまで様子を見る

 

⑤まで実行したらあとは救急隊の到着を待ちましょう。

その間も様子を見てください。

もしかしたらまたけいれん発作を起こしてしまったり、意識を失ってしまったりするなどというケースもあるからです。

 

そして変化があったら、救急隊の方に話しましょう。

 

なので定期的に声をかけてあげてください。

あまり大きな声ではなく、抑え目の声で「大丈夫ですかー?」「今救急車きますからねー」優しく声をかけてください。

 

体も思いっきりゆすったり、強く叩くのではなく、“トントン”と肩や胸元を優しく叩いてください。

 

もし患者さんが精神的に参ってる時には、優しい言葉をかけてあげてください。

 

私は発作を起こすと、迷惑をかけてしまったと強く罪悪感を抱いてしまい、泣きながら「ごめんね」とか「すみません」と謝ってしまうんです。

職場で発作を起こした時もそうでした。

その時に「謝ることない。あなただけじゃないんだから。大丈夫だよ」と店長さんから、優しい言葉を頂きました。

 

なので、強い口調で「謝らない!」とか、あからさまにめんどくさがるような態度をとったりせずに、「大丈夫だよ」「謝らなくていいのよ」安心させるようにしましょう。

 

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いかがでした?

 

 

てんかん患者さんって見ただけでは分からない方が多いんです。

 

私は、今のお仕事する前は飲食やアパレルと、接客のお仕事をしていました。

なので、いろんなお客様と出会うんです。

飲食の時にあったのは、1人の男性のお客様だったんですが、お金を出す際にお財布の中がチラッと見えてしまったんです。

その中には、発作を起こした際の連絡先や病名が書かれた紙、私と同じ種類のお薬がありました(電話番号などは個人情報なので、もちろん見ていません)。

 

アパレルの時は、1人の女性がヘルプマークを付けていて、そこに「てんかんです。」と書かれていました。

 

他にも、職場の先輩や同級生も。

 

 

で、知るたびに“え、てんかんなの?”って思うんです。 

てんかん患者の私でも気づかないんですよ。

なので冒頭にも書いたように、てんかん患者って意外と近くにいるのかもしれません。

 

私のように子供の頃になる人がほとんどです。

ですが他にも、高校生になってからてんかんになる人や、病気の後遺症で発症する人もいます。

 

いつ、どこで、なにがきっかけで発症するか分かりません。

 

もちろん、てんかんだけに限らず。

けいれんして倒れてる方を見たら、慌てずに落ち着いて、今回紹介した対応をしてください。

身の回りに患者さんがいるのなら、引いたりするのではなく協力してあげて、助けてあげてください。